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要約

最大6000万画素機のコンデジが現れた2025年、TIMEの「Best Inventions」は別の潮流を示した。評価されたのはハイスペックより“ノスタルジー×現代技術”。Camp Snap、Instax Wide Evo、PENTAX 17、Polaroid Flip、KODAK CHARMERAが、触感的で遊び心ある撮影体験を提案。


As 60MP compact cameras make headlines, the best cameras on TIME's 2025 inventions list are retro-inspired tech | Digital Camera World

https://www.digitalcameraworld.com/photography/awards-and-competitions/as-60mp-compact-cameras-make-headlines-the-best-cameras-on-times-2025-inventions-list-are-retro-inspired-tech


Digital Camera Worldに、米TIME誌の「世界で最も画期的な発明品2025」に選出されたカメラが紹介されています。


  • 最大6000万画素センサーを搭載するコンパクト機が市場に登場した年に、TIMEの「Best Inventions 2025」リストは異なる潮流を強調する。
  • 最も称賛されたカメラは単なる解像度競争ではなく、現代技術と懐かしいデザイン要素を巧みにブレンドしているのである。
  • 注目機には、スマートフォン世代の“本物志向”に応えるハーフ判フィルムカメラの「PENTAX 17」、インスタントプリントとデジタル操作を融合した富士フイルム「Instax Wide Evo」、そしてコダックの使い捨て文化にオマージュを捧げるコレクタブルなキーチェーンカメラ、「KODAK CHARMERA」が含まれる。
  • これらのカメラは、過去を新しい眼差しで再訪することでイノベーションが起こり得ることを示している。
  • ハイスペックなデジタルイメージングが支配する一年の中で、なぜこの“ノスタルジー駆動”のカメラたちがTIMEの注目を集めたのかを見ていこう。

Best inventions 2025


Camp Snap

Camp_Snap

  • AI強化と画面依存のデバイスが市場を席巻する中で、「Camp Snap」の革新性は“削ぎ落とし”にある。
  • このスクリーンレスのデジタルカメラは、フィルター、アプリ、即時プレビューを一切排した希少な無干渉体験を提供し、800万画素で撮影できる。
  • 子ども向けに設計されつつ、ノスタルジーを抱く大人にも支持され、USB-C充電で最大約500枚に対応する。
  • 絶え間ないデジタル・フィードバックの時代において、「Camp Snap」は“シンプルさ”を大胆かつ現代的なデザイン選択として再定義している。

富士フイルム「Instax Wide Evo」

  • 「Instax Wide Evo」は、インスタントプリントとデジタルコントロールを組み合わせることで2025年に頭角を現した。
  • グッドデザイン賞にも選ばれ、Bluetooth画像転送、カスタマイズ可能なレンズエフェクト、大判のInstax Wideフィルム用手動プリントクランクによる独自のハイブリッド体験を提供する。
  • デジタル画質には制約があるものの、直感的なUIと物理的なプリントプロセスが、インスタント写真を触感的で楽しいものにしている。

PENTAX 17

  • 「PENTAX 17」は、ほぼ20年ぶりとなる主要な35mmフィルムカメラのリリースであり、スマートフォン世代を意識して設計されている。
  • ハーフ判は1本あたりの撮影枚数を倍増させ、縦位置中心のスマホ習慣とも合致する。
  • 切れ味のあるレンズと信頼できるゾーンフォーカスが優れた画をもたらし、シンプルな操作系はカジュアル層に適している。
  • デジタル全盛の市場において、現代的感性でフィルムを復活させた点が注目に値するイノベーションである。

Special Mentions


Polaroid Flip

  • 「Polaroid Flip」は、レトロなインスタントカメラの意匠に先進機能を融合する。
  • ソナーAFは超音波パルスで被写体を検知し、最適なレンズを自動選択する。
  • 画面には撮影モード、残り枚数、露出設定が表示され、使い勝手を高める。
  • ポラロイドアプリによるリモート操作が現代的な利便性を付与する。
  • クラシックな美学とスマート技術を統合することで、Flipは“ビンテージの味わい×現代の手軽さ”を求める人に向けた際立つ選択肢となっている。

KODAK CHARMERA

  • 「KODAK CHARMERA」は、コダックの使い捨て文化をミニチュアのデジタル形態で蘇らせ、2025年のギフト市場に好適である。
  • このキーチェーンカメラは150万画素センサーと内蔵LCDを備え、初期のカメラ付き携帯電話を想起させる驚くほど見映えのする画像を生む。
  • 7種のデザインをブラインドボックスで販売し、ノスタルジーと新奇性を巧みにブレンドしている。

とのこと



富士フイルム フジカラーレンズ付フィルム 写ルンです 使い捨てカメラ スタンダードタイプ シンプルエース 27枚撮り うつるんです カメラ (2個セット) 新モデル2025



この引き合いに出されている「最大6000万画素センサーを搭載するコンパクト機」は、これのことでしょうね。まあ、現在のカメラのメインラインは、AF性能や画素数、画像エンジン、暗所性能などの基本性能がアップしていくものが多く、何か画期的なものが登場する感じではないですしね。選出された中で「Camp Snap」は知らなかったですが、「Instax Wide Evo」は手動巻き上げ式のプリントなどレトロな機構が面白かったですよね。あとは、クラシックな外観も個人的には非常には刺さるポイントでした。「PENTAX 17」は、スマホを意識した縦型撮影なのかもですが、これハーフサイズカメラなんである意味あたりまえですよね。最新技術云々というよりは現代の技術やUI設計でフィルム機を再設計したことが評価ポイントなのかもですね。「Polaroid Flip」は、ソナーAFや4レンズシステムなどの技術をレトロと融合してる感はありますよね。あと個人的には、「X-Harf」なんかもレトロと現代技術を上手く融合してましたし、2in1写真とかも面白い機能だと思うんで、選出されてもよかったかなという気もしましたけどね。来年は何が選出されるんでしょうかね。
CAMEOTA
cameota.com管理人
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