2023.04.15
約6,000万画素になった「ライカM11モノクローム」。“第4世代・11年目”のモノクロ専用機 - デジカメ Watch
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1493500.html
デジカメ Watchに、ライカの「ライカM11モノクローム」発表のニュースが掲載されています。
- ライカは、ライカMマウントのデジタルレンジファインダーカメラ「ライカM11モノクローム」(Leica M11 Monochrom)を4月22日に発売する。価格は税込138万6,000円。
- カラー撮影できる通常モデル「ライカM11」(2022年発売)のCMOSセンサーをモノクロ専用としたことで、より解像感の高いモノクロ写真が得られるという技術的特徴を持つデジタルカメラ。
- “Monochrom”はモノクローム(英:Monochrome)のドイツ語。
- モノクロ写真には色情報が不要なため、ベイヤー配列のカラーフィルターを用いたイメージセンサーで行われる隣接画素の色情報を用いた演算(デモザイキング)も不要。
- 各画素からダイレクトな情報を得られることが解像感の向上に繋がると説明。
- 同社WebサイトではライカM11モノクロームを「モノクローム撮影に完全に特化した第4世代のM型カメラ。
- 11年目に突入したモノクロームシリーズのサクセスストーリーを受け継ぐモデル」と説明。
- ライカMデジタルのモノクロ専用機は2012年「ライカMモノクローム」(ライカM9がベース)から数えて4世代目。
- イメージセンサーは35mmフルサイズ・約6,000万画素の裏面照射型CMOS。
- ISO感度はISO125-200000。従来のライカM10モノクローム(約4,000万画素・ISO 160?100000)から高解像度化し、感度設定域も拡大。
- ライカM11と同様に、RAW記録サイズを60MP/36MP/18MPから選べる「トリプルレゾシューションテクノロジー」も利用可能。
- 外観はこれまでの同社モノクロ専用モデルと同様に、赤丸の“Leica”バッジを省略したり、ダイヤル類のアクセントカラーを無彩色で仕上げるなど、通常モデルと異なる世界観が作られている。
- カメラ内のメニューには、ホワイトバランス設定のかわりに調色(トーニング)が備わっている。
- 外装はトップカバー部分にアルミを使用。
- ライカM10モノクローム(真鍮製トップカバー)から120gほど軽く、フィルムのM型ライカ並みの約542g(バッテリー込み)となっている。
- 表面仕上げは耐傷性を有するマットブラックペイント。
- ライカM11のブラックモデルと2022年発売のライカM6に先行採用されている
- ハードウェア面では、ライカM11世代の特徴である「Maestro III画像処理エンジンの採用」「ベースプレートの廃止」「USB充電に対応」「iOS端末への有線接続」を継承。
- 撮影可能枚数はCIPA基準で約700枚、ライカ基準で約1,700枚。
- そのほかのライカM11との違いは、内蔵メモリーが256GB(ライカM11は64GB)である点と、背面モニターの保護にサファイアガラス(ライカM11はゴリラガラス)が採用。
- 外形寸法138.8×80.3×38.45mm。
- 重量バッテリー込み約542g、本体のみ約461g。
ライカ、「ズミルックスM f1.4/50mm ASPH.」をリニューアル。最短撮影距離を45cmに短縮 - デジカメ Watch
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1493518.html
デジカメ Watchに、ライカの「ズミルックスM f1.4/50mm ASPH.」発表のニュースが掲載されています。
- ライカは、Mマウントレンズ「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm ASPH.」を4月22日に発売。
- 価格ブラック税込67万1,000円、シルバー税込69万3,000円。
- 2022年秋にアップデートされたズミルックスM f1.4/35mm ASPH.と同様、新開発の「ダブルカムユニット」を取り入れたことで最短撮影距離を0.7mから0.45mに短縮。
- ライブビュー撮影時に従来よりも近接して撮影できるようになったのが特徴。
- フォーカスリングを無限遠から至近方面に回していくと0.7mの位置で軽く手応えがあり、クリックを乗り越えた先はライブビュー撮影用の領域として、0.45mまで寄れる。
- 鏡筒に刻印された距離指標も、距離計連動外の部分は文字色が変わっている。
- レンズ構成は5群8枚(非球面1面を含む)。
- 公開されている仕様表を2004年登場の従来モデル(通称“FLE”)と見比べると、レンズの構成枚数は同じ。
- レンズ構成図も基本的なレイアウトは同様に見えるが、発表文では“最新機種の撮像素子のポテンシャルを最大限に引き出す”と説明。
- 構成図に現れない部分でのアップデートが行われていると見られる。
- マウント部の6bitコードは従来モデルと同じ。
- 絞り羽根が9枚から11枚に増えたことで、開放以外の絞り値においても開口部の形状が従来と比べて円に近づいている。
- これにより美しい円形ボケを表現できるようになった。
- 外形寸法φ58.6×59.3mm。重量約337g。
- フィルターサイズE46。内蔵フードは回転させながら引き出して固定する方式。
→Discover - Leica Summilux-M 50 f/1.4 ASPH. | Leica Camera JP
とのこと
Leica M11 Monochrom ? A Symphony of Light and Shadow