1923年の試作ライカが約20億円で落札。カメラの世界最高額 - デジカメ Watch
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1416445.html
デジカメ Watchに、第40回「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」での約20億で落札されたLEICA 0型の話が掲載されています。
- 6月11日ドイツ・ウェッツラーの第40回「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」で「Leica 0-Series no.105 'Oscar Barnack'」がカメラとして世界最高額の1,440万ユーロ(手数料込み)で落札。
- 開始価格は100万ユーロ。予想落札価格の200~300万ユーロを大きく上回る結果。
- Leica 0-Seriesは、ライカが1925年に市販される前の市場テストに用いられた工場試作機、1923年に約23台製造されたと言われている。
- ドイツ語のヌル・ゼーリエから転じて、日本では「ヌル・ライカ」や「0型ライカ」などと呼ばれてきた。
- 今回落札されたシリアルNo.105は、その約23台のうちの1台。
- ライカの発明者であるオスカー・バルナック個人のカメラで、ファインダー上部にOscar Barnackと刻印されているのが特徴。
- バルナック本人はこのカメラを1930年まで使用していたが、レンズ交換式のC型を使うようになり息子に譲った。
- その後は家族が所有し(オスカー・バルナックは1936年没)、1960年に米国の熱烈なコレクターへ販売されたという。
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