キヤノン、約3,040万画素になった定番フルサイズ機「EOS 5D Mark IV」 - デジカメ Watch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1015673.html
デジカメ Watchに、キヤノンがEOS 5D Mark III後継機、EOS 5D Mark IVを正式発表のニュースが掲載されています。
- キヤノンは、「EOS 5D Mark IV」を9月8日に発売。
- 2012年に発売された「EOS 5D Mark III」の後継。
- 価格は税別での直販参考価格がボディ単体で43万2,500円
- 24-70 F4Lレンズキットが54万7,500円
- 24-70 F2.8L IIレンズキットが61万7,500円。
- 10月下旬に追加発売する24-105 F4L IIレンズキットが55万7,500円。
- 撮像素子は有効3,040万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー。
- EOS 5Dシリーズ初の「デュアルピクセルCMOS AF」対応。
- 像面位相差AFの高速ライブビューAF撮影、「DPRAW」(デュアルピクセルRAW)での解像感補正機能などを利用可能。
- 感度はISO100-32000(拡張最高ISO102400)。
- 動画記録は4K・30p、フルHD・60p、HD・120pに対応(EOS-1D X Mark IIは4K・60p対応)。
- フルHDでのHDR動画記録も可能(60pキャプチャー、30p記録)。
- 4K動画から約880万画素の静止画を切り出す「4Kフレームキャプチャー」機能を搭載。
- 動画記録中の静止画撮影機能は、動画撮影機能への制限が多くなるとの判断から省略。
- 4K記録は汎用性に優れるというDCI 4K(17:9)。シネマ用素材として使える点が特徴。
- 4,096×2,160ピクセルをドット・バイ・ドットでクロップ記録。
- 動画撮影時もデュアルピクセルCMOS AFによる動画サーボAFが使用可能。
- 画像処理エンジンはEOS-1D X Mark IIと同じ「DIGIC 6+」。
- 画像処理能力の向上に伴い、パソコン上のDPPでのみ可能だった「回折補正」「Digital Lens Optimizer(DLO)」をカメラ内で利用可能。
- いずれもEOS-1D X Mark IIで搭載された機能。
- EOS 5D Mark IVのDLOはカメラ内RAW現像時のみならずJPEG撮影時にも使える点が異なる。
- 連写速度は約7コマ/秒。EOS 5D Mark IIIの約6コマ/秒を上回り、EOS-1D X Mark IIとEOS 7D Mark IIに続くスペック。
- ミラーの動作に、EOS 5Dsシリーズで採用したモーターとギアカムによる駆動をさらに向上させた機構を採用。
- サブミラーのたわみを抑制し、コマ速アップを実現。ファインダー像消失時間も短縮。
- AFおよびAEセンサーもEOS-1D X Mark IIと同様。
- AF測距点の配置エリアはEOS 5D Mark IIIと比べて縦にワイド化。
- 全点F8光束対応。「フリッカーレス撮影」も搭載。
- 5Dシリーズで初めてタッチパネル式の背面モニターを採用。
- デュアルピクセルCMOS AFとタッチ操作の組み合わせが可能。
- ライブビュー拡大表示と組み合わせたピントの追い込みも可能。
- ライブビュー+MFでピントを追い込むユーザーにもAFの利便性を訴求。
- ライブビューで動体にピントを合わせ続けながら連写する場合、速度優先の設定では4.3コマ/秒、被写体追従優先の設定では3コマ/秒のサーボAF連写が可能。
- ミラーアップしたままメカ先幕で露光。
- 最低輝度は、ファインダー撮影時が-3EV、ライブビュー撮影時が-4EV。
- 撮像素子から得たデュアルピクセル情報を利用し、DPPでの現像時に「解像感補正」、「ボケシフト」、「ゴースト低減」の3つを使えるようになる。
- 解像感補正は被写体の奥行き情報に基づいて解像感の微調整が可能。
- 解像感が低い印象の人物撮影などで有効。
- ボケシフトは、カメラの撮影視点の微調整により、前景の映り込みボケを横方向にシフトする機能。
- 背景のボケもそれに伴って変化。意図せず被写体にかかってしまった前ボケを移動、画像を救える可能性がある。
- ゴースト低減は、調整したい領域を選択することで利用可能。
- 人工光源下や逆光時の撮影で有効。
- これにより、画像に現れたゴーストやフレアを低減できる場合がある。
- いずれも、デュアルピクセル情報が付加された「DPRAW」という特別なRAWデータで撮影しておくことが必要。
- GPSおよびWi-Fiモジュールはボディのファインダーブロック上部に搭載。
- ペンタプリズムの頂点から左右方向に向かう斜面部分に収まる。
- GPS機能は5Dシリーズ初搭載。カメラ単体で位置情報を取得して、撮影画像のExifデータに付与する。
- カメラの電源がオンになっている間だけ測位して電池消費を抑えるモードも選べる。
- 一定間隔で位置情報を記録するロガー機能も利用可能。
- Wi-Fi/NFCも5Dシリーズ初搭載。
- PC用「EOS Utility」、スマートフォン用「Camera Connect」アプリとの連携を利用可能。
- カメラ単体でも通信可能。用途によっては引き続きワイヤレスファイルトランスミッター(別売)も有効。
- ファインダーは約0.71倍・視野率約100%。フォーカシングスクリーン固定式。
- アイポイントは接眼レンズ中心から約21mm。
- 電子水準器やカメラ設定状況の専用表示など、視野内の情報表示を充実させた「インテリジェントビューファインダーII」。
- 液晶モニターは3.2型・約162万ドット。タッチパネル式。
- 従来より低反射・高強度としたほか、新たに背面モニターの色調整機能も搭載
- 新しいクリアビュー液晶IIでは、コーティングのない保護カバーと液晶パネルの隙間を光学弾性体で埋め、最表面に汚れ防止と反射防止のコーティングを施した。
- 偏光サングラスをかけていてもモニター表示が見えるようになったという。
- メニュー画面のレイアウトはこれまでのEOSを継承。タッチ操作に対応。
- 撮影時に使えるクイック設定画面は、好みに配置を変えられる。
- 背面マルチコントローラー(スティック状)とサブ電子ダイヤル(ホイール状)の間に「測距エリア選択ボタン」が新設。
- 操作ボタンのカスタマイズで機能を割り当てられる。
- 記録メディアはCFとSDのデュアルスロット。
- UDMAモード7およびUHS-Iに対応。EOS-1D X Mark IIで採用されたCFastは見送られた。
- 外形寸法は150.7×116.4×75.9mm
- 重量は約890g(バッテリー、CF/SDを含む)、約800g(本体のみ)。
- 強度と耐久性を維持したまま、部材の見直し。
- ボディ重量をEOS 5D Mark IIIの約860gから、EOS 5D Mark IVでは約800gに軽量化。
- バッテリーはLP-E6N/LP-E6に対応。EOS 5D Mark IIIやEOS 5Ds/Rと共通。
- EOS 5D Mark II、EOS 6D、EOS 7D Mark II、EOS 80D、EOS 70Dなどと共用可能。
- ファインダー使用時の撮影可能枚数は約900枚。
- ライブビュー撮影時は約300枚(いずれも常温の23度時)。
- 別売で専用バッテリーグリップ「BG-E20」(税別3万3,000円)を用意。
- 端子部をカメラのバッテリー室に挿入するタイプ。LP-E6/LP-E6Lが2つ入る。
- ビデオ三脚のビデオボス穴を備えるなど、動画撮影への配慮も
とのこと
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