2014.07.08
HDRの功罪ー「加工中毒」に陥ると写真は台無しになる : ギズモード・ジャパン
http://www.gizmodo.jp/2014/07/hdr.html
米ギズモードのMichael Hession記者によるHDR写真に対する見解が掲載されています。
- ここ数年の間で、インターネット上には不自然で派手な雰囲気のHDR写真が散見するようになった。
- ほとんどのHDR写真は、まるでゲームのような、アニメCGのような、ビカビカに高彩度な色味、過度なテクスチャーエフェクトで一目でそれとわかる。
- New York Timesの一面にひどいHDR写真が掲載されていて、HDRがここまで侵食していることに気づいた。
- このようなデジタル写真の技術が、フォトジャーナリズムの歴史もあり権威ある出版物に使われるのは違和感を感じる。
- 同時に、この狂気に終わりを告げる時が来たと思う。
- HDR写真の効果は目を引き、カラフルで、魅惑的。でも、ほとんどのものは圧倒的にクソ。
- HDRは全体のイメージコントラストを犠牲にして、ローカルコントラストを増幅させる。
- Henri Cartier-BressonやWalker Evansといった偉大な写真家のような光と闇の遊びのような、シャドウの扱いは基本的に失われている。
- 写真の構成バランスをとるための、構図には目を引くようなものは残っていない。
- 残っているのは、誇張された色合いとテクスチャーのスクランブル。
- HDR写真は明らかに「ポップ」になっているが、人間が見た風景とは、かけ離れてしまっている。
- さらに良くないのは大体同じに見えること。広角の風景でも、廃れたビルのインテリアでも、HDRの表現方法はどれも似通った感じ。
- それでもこれが好きな人はいる。
- HDRはすでに写真の中の1つのカテゴリーになってしまって、取り憑かれた人たちもいる。
- それはしょうがないが、これ以上写真のメインストリームの中に浸透する前に、一部の熱狂的なブームをどうにか退けたい。
- HDRはもっと正しく使用できるはず。
- ほとんどのデジタルツールのように、良い所をうまくかけあわせて使えれば素晴らしい効果が得られる。
- HDRの技術を限定的な用途で控えめに使うことができれば、HDRは写真のイメージをより良くし、ダイナミックレンジの欠点を適切に補う。
- エフェクトをかけた瞬間に劇的に色のイメージが変わるという一時の興奮に陥らないことが大事。
- HDRの魔力はドラッグのようなもの。中毒にならないように。
- 全体的な風景のイメージを損なうことなく、木々の暗い部分のディテールがきちんと見えるように仕上げることができる。
- ぱっと見HDRっぽくないと思うが、それが良い。
- 僕のHDRに対する不満は、表現方法がみんな均一的なところ。
- 見掛け倒し以上のテーマが無く、創意工夫や繊細さの余地が無いように感じる。
- まるで一発屋の芸人。
- HDRが我々にもたらす技術は非常に素晴らしい。今も進化の途中。
- いつか、カメラのセンサーが風景の明るい部分も暗い部分も広いダイナミックレンジを捉えられるようになり、写真家は1枚のファイルだけで巧みに扱えるようになるかもしれない。
- 1世紀以上受け継がれてきた写真の原点に敬意を払いつつ、新しいアプローチを重ねていくのが良い。
とのこと
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