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要約

オリンパス改めOMシステムの2025年噂を総覧する。E-M10系終息説で生まれるエントリー枠の空白、PEN再編の行方、そして「Trip 35」現代版の可能性。OM-3投入後の布陣とOM-5 Mark IIに続く一手を、ライン戦略の観点から読み解く。


Olympus / OM System rumors 2025 - Camera rumors in 2025: what cameras are coming, officially and otherwise! - Page 5 | Digital Camera World

https://www.digitalcameraworld.com/news/camera-rumors/5


Digital Camera Worldに、OMシステムの2025年のカメラの噂の振り返りと2026年に登場する可能性があるカメラの噂が掲載されています。


オリンパス/OMシステムの噂 2025年

  • 厳密には「オリンパスの噂」というより「OMシステムの噂」と呼ぶべきなのだが、長年の習慣はなかなか抜けないものだ。
  • オリンパスのロゴを冠した最後のカメラであるOMシステム「OM-1」は、すでにOMシステム「OM-1 Mark II」に置き換わっているにもかかわらず、つい昔の呼び方をしてしまうのである。
  • 2024年は静かな一年だったが、OMデジタルは評判の高いOMシステム「OM-3」を投入し、そのあとにまだホットではあるものの、やや反応の薄いOMシステム「OM-5 Mark II」を続けて発表した。
  • では、今年残りの展開はどうなるのだろうか。

「E-M10 / OM-10」はもう終わりか?

  • ある意味では非常に惜しい話だが、驚くべきことでもない最新情報として、「E-M10」シリーズは「OM-10」へと発展するのではなく、そのままディスコンになると言われている。
  • 2020年発売のオリンパス「OM-D E-M10 Mark IV」は、いまなおエントリー向けとして非常によく売れている優秀なカメラである。
  • 初心者におすすめの一台として、今でもトップクラスの評価を受けているモデルだ。
  • しかし、いくつかの条件が重なった結果、E-M10ラインはOMのラインアップの中で“異物”のような扱いになってしまった。
  • かつてはE-M1シリーズ(現在のOM System「OM-1」)が最上位に君臨し、その下にE-M5(現在のOM System「OM-5」)、さらにその下にエントリー機としてE-M10が位置していた。
  • ところが、フラッグシップの下にOM System「OM-3」が加わり、業界全体がかつて先進的だったOM System「OM-5」の技術レベルに追いついてきたことで、ヒエラルキー全体が一段ずつ下にずれた形になり、その結果としてE-M10が一番下で押し出されてしまった、という構図である。
  • 今年の初めにOM側へE-M10の行く末を尋ねたところ、「正直まだ決めかねている」という答えが返ってきた。
  • 自分の感覚としては、エントリー向けの“一眼レフ風カメラ”をさらに一つ追加してラインを混乱させる必要はない、という判断になるのだろうと思う。
  • とくに、OMがPENシリーズにまだ可能性を見ていると公言していることを考えると、その役割はそちらに任せるつもりなのだろう。
  • PENシリーズは歴史的に、初心者や、今でいうインフルエンサー層に強く訴求した非常に成功したエントリーラインであり、背面モニターのみで完結するシンプルな操作系が特徴だった。
  • その意味で、エントリー向けの役割を再びPENに担わせるというのは、理にかなった判断だといえる。
  • とはいえ、世界中の人が「テイラー・スウィフトはE-M10を使っている」と知ってしまった今、それだけでOM System「OM-10」を出す理由としては十分なのかもしれない。

OMシステム「PEN」

  • PENラインの未来は、OM自身でさえ明確な姿を描ききれていないほど、不透明な状態である。
  • オリンパスから分社して5年が経つが、OMは一貫して「PENラインは続ける」と言い続けており、ソニー「PEN-F II」のようなモデルに関する示唆や“匂わせ”も、折に触れて行ってきた。
  • 個人的には、OMはPENラインでより実用的な役割を担わせるべきだと思っている。
  • もし本当にE-M10シリーズが終了するのであれば、OMのラインアップには“真の初心者向けカメラ”の空白が生まれることになる。
  • そして、そのポジションを埋める役割をPENシリーズが担ってきたのは事実であり、すっきりした操作系と背面モニターのみでの撮影スタイルは、とくにアジア圏で初心者に大きな支持を集めてきた。
  • 自分としては、オリンパス「PEN E-P7」(個人的な“毎日持ち歩きカメラ”だ)がアップデートされる可能性が高いと見ている。
  • この機種は、実質的にはPEN-Fを小型化し、EVFを省いたようなモデルである。
  • あるいは、オリンパス「PEN E-PL10」の後継機という形も考えられる。
  • こちらは、簡単に言えば、EVFを省いた小型版オリンパス「OM-D E-M10 Mark IV」といった立ち位置だ。
  • そしてもしOMが本気で“トラック何台分ものお金”を稼ぎたいのなら、オリンパス「Stylus SH-1」を復活させてリブランディングする、という手もあるだろう。
  • このカメラは非常に優れた、そして美しいコンパクト機であり、性能・デザインともにPENシリーズに非常によく似た存在だった。

OMシステム「Trip 35」

  • この噂がどこから出てきたのかは分からないが、ここ数年OMの中の人たちから聞いてきた“願望リスト”とは、驚くほどよく一致している。
  • デジタル版オリンパス「PEN-F」がカルト的人気を獲得したあと、オリンパスの社員たちはよく「いつかオリンパス『Trip 35』も同じように復活させたい」と語っていた。
  • 最近、ミラーレスとして復活したOM System「Trip 35」の噂がネット上に流れたが、これは確かに理にかなっている話である。
  • 昨今、コンパクトカメラの人気が再燃している中で、元祖Trip 35は史上もっとも売れたコンパクトの一つだったからだ。
  • もしOMがモダン版を出すのであれば、オリジナルの固定40mm F2.8レンズに相当する画角を備えることになるだろう。
  • マイクロフォーサーズを続けると仮定すれば、20mm F2.8相当のレンズということになる。
  • そうした仕様で登場すれば、その年を代表する一台になってもおかしくない。

とのこと



Pomya 25mm F1.4 大口径マニュアルフォーカス、CCTV レンズ、マイクロフォーサーズ M43 用プライム MFT レンズ、サポートバーショップ駐車場ハウス倉庫 (銀)



今年のOMデジタルは、やはり完全新規種として「OM-3」を投入したのが大きかったですよね。見た目はクラシカルなスタイルながら、中身はフラッグシップ機という、かなり攻めたカメラだったと思います。あとは「OM-5 Mark II」も発売されましたが、こちらは「OM-5」のマイナーチェンジモデルといった印象でしたね。

そして来年の話ですが、「OM-10」シリーズを開発しないという話は以前にも上がっていましたよね。エントリー機を出すなら、どちらかというとPEN系を展開した方がウケは良さそうにも思います。
そのPENシリーズはいまのところ音沙汰はありませんが、OM SYSTEMのマネージャーが「新しいPENシリーズを検討中である」とコメントしたという話も出ていたので、可能性はかなり高そうな気がします。さらに、「PEN-F」の中古価格と需要が上昇しているという話もありますし、こちらもぜひ期待したいですね。

そして「Trip35」ですが、10年くらい前に噂が上がっていましたよね。その後も、リコーGRのようなコンパクト機を開発中で、それがデジタルTrip35(TRIP-D)ではないかといった話が出ていましたが、2017年に「デジタルTRIP35は今年には発売されない」という話が出て以降は、続報がない状況ですよね。 個人的には、このデジタルTrip35に一番期待しているので、もし本当に登場したらとてもうれしいです。
CAMEOTA
cameota.com管理人
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