富士フイルム「X-T30 III」レビュー。外観、性能、価格の三拍子がそろった、初心者や愛好家の購入候補に確実に入れるべき一台。

「X-T30 III」は外観をほぼ踏襲しつつ、X-Processor 5とフィルムシミュレーションダイヤルで体験を刷新。新キット「XC13-33mm」との組み合わせで携行性は抜群。AF追従や動画性能も底上げしつつ、価格は前機種水準を維持。外観、性能、価格の三拍子がそろった一台。

Fujifilm X-T30 III hands-on review: a subtle update to Fuji’s entry-level X-T camera | Digital Camera World

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Digital Camera Worldに、富士フイルム「X-T30 III」の早期レビューが掲載されています。

富士フイルム「X-T30 III」：早期評価

第一印象では前機種とそれほど変わらないように見えるかもしれないが、これは決して悪いことではない。

富士フイルムにとって「X-T30 III」は、またしても“見られたい”と思わせる美しいアナログ風デザインのカメラである。

とりわけ新しい「XC13-33mm」レンズと組み合わせると非常にコンパクトで、バッグやジャケットのポケットに忍ばせるトラベルカメラとして素晴らしい選択肢になる。

ボディにおける唯一の大きな変更点である富士フイルムのフィルムシミュレーションダイヤルは、「X-T30」のようなボディにおいて間違いなく歓迎すべき変更である。

内部的には、変更点が控えめでやや物足りなく感じられるのは容易であるが、最新のX-Processor 5の搭載により、カメラのパフォーマンスは同社のよりフラッグシップ寄りのモデルに肩を並べる。

オートフォーカスは前世代よりもはるかに高速で、改良された被写体追従は撮影を容易にする。

動画処理の強化も評価できるが、2方向チルト式スクリーンは依然として制約であり、フル可動（バリアングル）式ディスプレイのほうが適しているブイロガーには物足りないと感じる。

しかし「X-T30 III」でおそらく最も爽快なのは、その価格である。

ほぼあらゆる新機種（あるいは小改良版）に大幅な値上げが付きものの時代にあって、富士フイルムは「X-T30 II」と同じ手頃な価格帯を維持することに成功している。

外観、性能、価格の三拍子がそろった「X-T30 III」は、スマートフォンやコンパクトカメラからのステップアップを目指す初心者や愛好家のショートリストに確実に入れるべき一台である。

とのこと

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先日発表された「X-T30 III」、日本でもレビュー上がってましたが、海外でも早速レビュー上がりましたね。こちらでも評価は高いようで、まさに外観、性能、価格の三拍子がそろったカメラという感じですかね。外観と性能は良いカメラは結構ありますが、最近は価格が思ったよりも高いことが多いですからね。コスパ高いカメラだと最近では、ニコンの「ZR」とかもチャレンジングな価格設定で驚きましたけどね。こいうコスパの高いカメラが各メーカーから今後も出てくるのに期待したいですね。