キヤノンはミラーレス用の魅力的なレンズ群を投入する予定 - デジカメinfo
http://digicame-info.com/2015/03/post-697.html
デジカメinfoさんに、dpreviewの、キヤノンの真栄田雅也氏のインタビューが掲載されています。
■高画素機をリリースするまでに時間がかかった理由は?
- 50MPに長い時間がかかった最大の理由は、我々が定めたピクセルレベルのクオリティの目標のため。
- 5DS/5DS Rがリリースする時がついに来た理由は、画質を犠牲にせずに高画素化の要求を満足させる手段が見つかったから。
- このレベルに到達するまでには長い時間がかかった。
■5DSと7D2は同程度の画素ピッチだがISOの上限が異なるのはなぜ?
- 5DSはプロレベルのユーザーの使用を想定しており、より高く、ユーザーは厳格な基準を持っている。
- 彼らの要求・必要に従ってISOの上限を設定した。
■多くの人がEOS M のレンズが少ないのはキヤノンがミラーレスに本気ではないためだと解釈しているが、それは事実か?
- 我々は、ミラーレスセグメントにおいて、より魅力的なレンズ群を投入するつもりだ。
■熱心な動画作家向けの製品に更に注力するのか?
- 個人的な意見としてはハイエンド製品では、スチルと動画が融合されることになると思っている。
■動画とスチルの両方を満足させるカメラはミラーレス機になる?
- 恐らくそうなるだろう。
■α7SやGH4のようなコンパクトな4Kカメラの要望にはどう対処するのか?
- 将来の計画の詳細は言えないが、そのような要望があることは十分承知している。
- 現在、調査を行っており、将来の製品でそのような要望に応えていこうと決意している。
■デュアルピクセルCMOS AF はスチルではコンティニュアス予測AFができないが?
- 取り組んでいるが、非常に難しい。
- 難題はデータの処理で、もしスーパーコンピューターが使えればうまくいくだろう。
■EOS-1Dレベルの高画素機が登場する余地はあるか?
- 現在、考慮中だ。
■仮にソニー製のAPS-Cやフルサイズのセンサーがベストだとしたら、それを採用するか?
- 他のメーカーが、我々が真に最高のクオリティだと思うセンサーを開発したら、我々は躊躇なくそのセンサーを使うだろう。
■11-24mm F4L は素晴らしいが高価だ
- 私もそれには同意せざるを得ない。
- しかし、このレンズには、成形や研磨に非常に時間のかかる大口径の非球面レンズが 使用されている。
■キヤノンはよくライバルと比べて革新が遅いと批判されているが?
- 個人的には私も遅いと思う。
- 毎日スピードアップしろと言っている。
- 現在のテーマの1つは、技術開発と製品への導入との間の時間を短縮すること。
- それが我々の目標だ。
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