2016.02.02
キヤノン、最高14コマ/秒連写の「EOS-1D X Mark II」 - デジカメ Watch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160202_741041.html
デジカメ Watchに、キヤノン EOS-1D X Mark II が紹介されています。
キヤノンが、デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D X Mark II」を4月下旬に発売。
EOS-1D Xの後継となる同社フラッグシップ機。
キヤノンオンラインショップでの価格は税別67万8,000円。
- EOS-1D Xの有効1,810万画素から、有効2,020万画素に向上。
- 感度は通常ISO100-51200、拡張でISO50~ISO409600。
- 映像処理エンジンはEOS-1D XのデュアルDIGIC5+からデュアルDIGIC6+に刷新
- 処理能力の向上に伴いリアルタイム回折補正機能をEOS初搭載。
- 35mmフルサイズフォーマット初のデュアルピクセルCMOS AF。
- ライブビュー撮影や動画記録時のAF速度がアップ
- EOS-1D X Mark IIはEOS-1Dシリーズ初のタッチパネル式モニターを採用。
- ライブビュー撮影時の測距点選択と拡大操作に使える。
- 最大14コマ/秒の連写性能。ミラーアップで最大16コマ/秒
- EOS-1D Xの約12コマ/秒、約14コマ/秒から向上。シャッター耐久40万回。
- 高速連写中のフレーミングのために、メインミラー機構を新設計。
- 静音撮影は「ソフト撮影」に名称変更。低速駆動で動作音をソフトな印象に。
- 最高約5コマ/秒の連続撮影にも対応。
- 1枚撮影時はレリーズボタンを離すとチャージする「ソフト動作(1枚撮影)」。
- 全点F8対応の新61点AFセンサー
- 測距点数61点(クロス41点)。EOS-1D Xと同じだが、測距エリアを縦に拡大。
- 中央低輝度限界は-3EV(EOS-1D Xは-2EV)。
- 全点で開放F8測距に対応(クロス最大21点)
- 測距モードは、EOS 7D Mark IIに搭載されていた「ラージゾーン」(3パターン)。
- EOS iTR AFには、顔優先モードを追加。
- AIサーボAFは「近づいてくる被写体」「動きが不規則な被写体」の追従性能を高めてきた。
- EOS-1D Xでも課題だった「近づいてすぐに遠ざかっていく被写体」に対応。
- 「フリッカーレス撮影機能」をEOS-1D系に初搭載。
- 「36万画素RGB+IR」測光センサーの画素数向上とIR検知により、被写体認識能力と露出精度を高めた(従来は10万画素RGB)。
- EOS iTR AFの追尾精度も向上。
- ファインダー内表示を従来モデルより充実
- EOS-1D Mark IVまであったAFフレームの赤色表示を復活。
- EOS iSA Systemと、赤色スーパーインポーズ表示光学系を両立。
- 視野外の表示には有機ELを採用。低温時の応答性と視認性に配慮。
- ファインダー倍率は約0.76倍。アイポイントは約20mm。
- フォーカシングスクリーンは交換可能(Ec-C6標準装備)。
- EOS初の4K・60p動画記録に対応。フルHD解像度では120p記録も可能。
- デュアルピクセルCMOS AFとタッチパネルで、動画記録中タッチフォーカス可能。
- 動画サーボAFのAF速度は10段階から選択可能。
- ハイフレームレートのFHD/120pでも全フレームでAF追従。
- 880万画素相当の静止画を60コマ/秒相当で記録できる「4Kフレームキャプチャー」
- 内蔵GPS機能。GLONASS、みちびきに対応。従来のGP-E1/GP-E2より精度を高めた。
- 別売「ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E8B」はIEEE802.11aに対応。通信速度を向上。スマートデバイスの「Camera Connect」と連携。
- カメラ本体に有線LAN機能
- EOS-1D XではJPEG撮影時に周辺光量と色収差の補正を行っていたが、EOS-1D X Mark IIでは歪曲収差補正と回折補正も可能。
- レンズ補正データはこれまでPC上のEOS Utilityからカメラ本体に登録する必要があった。
- EOS-1D X Mark IIでは周辺光量/色収差/歪曲収差のレンズ補正データがあらかじめ保存されている。
- 今後発売されるレンズの補正データは、レンズ本体から受け取る。
- PCのDPPでのみ可能だった「デジタルレンズオプティマイザー」をカメラ内に搭載。
- カメラ内RAW現像時に利用可能。EOS初の機能。
- CF+CFastのダブルスロット。バッテリーは共通
- 連続撮影可能枚数は、CFast/CFのどちらもJPEGでは無制限。
- RAWはCFast2.0で170枚、UDMA7のCFで73枚としている。
- exFATフォーマットに対応し、動画の4GBファイルサイズ制限がなくなった。
- 128GB以下のCFではFAT32のため、従来通りの制限。
- バッテリーパックは「LP-E19」を同梱。LP-E4/E4Nも使用可能。
- 新しく同梱される充電器のLC-E19は、従来のLP-E4/E4Nを充電可能。
- 撮影可能枚数(常温)はファインダー撮影で約1,210枚、ライブビューで約260枚。
- グリップや操作部材の改良。
- 液晶モニターは3.2型約162万ドット。
- 外形寸法は約158×167.6×82.6mm。
- 重量は約1,340g(本体のみ)。
とのこと
→キヤノン:EOS-1D X Mark II|概要
→キヤノン:高画質と最高約14コマ/秒の高速連写を両立 デジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機“EOS-1D X Mark II”を発売
First Look: EOS-1D X Mark II
Canon 1D X Mark II | Speed Demon
EOS-1D X Mark II 4K Video Capabilities Test With Abraham Joffe