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「ありがちな写真」を撮ろうとすると、シャッターが切れなくなるカメラ « WIRED.jp

http://wired.jp/2015/10/22/camera-restrica/

「オリジナルな写真」の撮影しかできないカメラ「Camera Restricta」

WIRED.jpに、ドイツ人デザイナーが開発した「オリジナルな写真」の撮影しかできないカメラが紹介されています。


  • スマートフォンのGPSを利用し「みんなが撮っている写真」を撮ろうとすると、自動的にシャッターが切れなくなるカメラ
  • これは、テクノロジーによるクリエイティヴィティに対する検閲。
  • あるいは、はた迷惑な「ありがちな写真の洪水」への反抗。
  • ドイツ人のデザイナー シュミットは、ユーザーに「オリジナルな写真」の撮影しかできないカメラを開発。
  • スマートフォンを内蔵する仕組みで、FlickrとPanoramioのGPSメタデータを使い、その撮影場所がどれだけ人気かを判断。
  • カメラを持って立っている位置の約35m四方で撮影された写真が35枚を超えていると、カメラのシャッターは押せなくなり、ファインダーもシャットオフ。
  • カメラのディスプレイにはその位置で撮影された写真の枚数が表示され、アラートが鳴りその場を去るように促す。
  • いわゆるクリエイティヴィティを、何かしら定量的なもの(この場合は、GPSのメタデータ)で評価するテクノロジーは、興味深いものがあると同時に、不快にさせられる。
  • 「このアイデアは、多くの人から大きな反感を買っています」とシュミットは語る。

とのこと



Camera Restricta from Philipp Schmitt on Vimeo.



なんかスゴイこと考えましたね。アイデアは興味深いですが、観光地ではほとんど写真撮れなくなりますねえ。これは、GPSデータで判断しているようですが、同じ場所で撮ったからと言って、時間や天候、その場にいた人々、さらには画角やF値、現像処理等々で、同じ写真にはならないと思いますけどねえ。まあ、ネタとしては面白いですけどね。
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