ニコン、リコー、キヤノン、ソニーに聞く「ライバル社の製品、どう思ってます?」 :ガジェットメーカーさんいらっしゃい! | ギズモード・ジャパン
https://www.gizmodo.jp/2019/04/nikon-ricoh-canon-sony-camera.html
ギズモード・ジャパンに、ギズモード・ジャパンが開催したニコン、リコー、キヤノン、ソニーの商品企画を集めての座談会の記事が掲載されています。
ライバルから見たニコンZシリーズ
ソニー:
- チルト式の背面液晶が気になっていた。
- ウエストポジションで撮影するユーザーがすごく増えてきているので、いい。
- カチッとしたデザインだが、新しい操作性やUIの部分など全般的に素晴らしい。
リコー:
- 質問になってしまうが、今までFマウントを使われていた方は移行しているか?
- ニコン「マウントアダプターFTZがあるのでZシリーズ購入ユーザーは、かなりの方がマウントアダプターでFマウントレンズを使っていると思う。」
キヤノン:
- 第一印象は撮る人に寄り添ったカメラだなというもの。
- グリップを握った瞬間に、ニコンのカメラだなとわかる。
- うちの技術すごいでしょうというのではなく使いやすいでしょうという感じが出ていて非常にいい。
- 最初に発売したレンズラインアップのセンスが、キヤノンからしたらすごい。お客様目線だと思う。
ライバルから見たGRシリーズ
ソニー:
- この凝縮感、ものとして所有したくなる感じは、フィルム時代から一貫していてすごい。
- 「GR II」と「GR III」のサイズは、本当にちょっとの差と思っていたが、全然別物。
ニコン:
- やはり、この縦横のサイズ比率が黄金比なんだろう。確かに手の中に入るという感じ。
キヤノン:
- 右手で持ったときの収まり感がいい。
- ボタン配置も右手でほぼすべての操作ができるようになっていていい。
ライバルから見たEOS Rシリーズ
リコー:
- 「EOS RP」の軽さはちょっと衝撃的。
- 企画的な立場から言うと中の部品選びに相当苦労されていたんじゃないかと思う。
ニコン:
- ニコンにはできない操作系のチャレンジはあるなと思う。
- 持った瞬間にキヤノンだなと分かる感じがある。
- 「RF28-70mm F2 L USM」は複数の単焦点レンズを持っているような感じでおもしろい。
- 「EOS RP」は、我々としてもこうきたかという感じはあった。
- ユーザーがどういう反応を持つかを注目している。
- やはりフルサイズで軽いというのはニーズとしてあるので参考にしたい。
ソニー:
- 操作系の話でいうと最初「EOS R」が発表されたときに攻めているなと思った。
- モードダイヤルがなくなったことが衝撃。
- 私自身は十数年先になったら、モードダイヤルは絶対なくなると思っている。
- 静止画と動画でダイナミックにモードが変わって、それが直感的に選べるのは、キヤノンに先にやられた感があって悔しい。
- 開発発表のレンズが並んだ際に、背が低くて持ってみたいなと思うレンズがたくさん並んでいた。
- マウントアダプター4種類。その発想はなかった。
ライバルから見たソニーα6400
リコー:
- フルサイズが欲しいのを我慢して使うのではなく、APS-Cならではの魅力はあると思う。
- そういうところにAPS-Cの新しいカメラが出てくるのはすごい魅力だと思う。
キヤノン
- α6400は最速0.02秒というオートフォーカス性能が刺さった。
- ソニーはユーザーに対して突き刺さるワードがいつもある。
- やっぱり「ソニーさんすげえ」っていう感覚になる。
- 物理的にオートフォーカス速度が0.01秒というのは、あり得ないと思う。
- 0.02秒というのは最速ではないかと。オセロで角を取られたような気分。
ニコン:
- α6400はとてもいいカメラだと思う。
- 個人的には「RX0」が気になっている。チルトのヒンジがかわいい。
- 思った以上しっかり作られていて、かなりワイルドな使い方、シーンに入っていけるなという感じ。
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