カメラ専門店Map Cameraスタッフが、2016年に気になった新製品をピックアップ。
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Map Cameraスタッフが、2016年発売(予定)商品で、気になる新製品20点について、コメント。
Canon EOS-1D X Mark II
- 4年ぶりのモデルチェンジということもあり大きな話題に。
- 発売から半年以上経った今でも人気は高く、すぐに渡せない状況が続いている。
- リオオリンピックが始まると、キヤノンの超望遠レンズ(400㎜ 500㎜ 600㎜)の販売も増え続け、オリンピック効果の大きさを実感。
Canon EOS 5D Mark IV
- 4年半ぶりのモデルチェンジ。
- 発表から発売までの期間は短かったものの、多数の予約があった。
- 新しいLレンズを一緒に購入される方も非常に多い。
- EF70-200mm F2.8L IS II、EF100-400mm F4.5-5.6 IS II、EF24-70mmF2.8IIなどフルサイズ対応のレンズの動きも活性化した。
Canon EF16-35mm F2.8L III USM
- II型の発売から約10年、モデルチェンジを待ち望んでいたユーザーも多い16-35mm。
- 超高画素カメラに対応する高い描写力を持ち、Canon EOS 5D Mark IVと組み合わせて購入する人も多数見受けられた。
Nikon D5
- AF関連および連写性能の向上に、XQDの組み合わせが撮影機能を大幅に強化。
- 高感度画質も常用ISO102400まで強化され、フラッグシップ機としての人気も高く多数の予約と販売に繋がった。
- 高速書き込みの実力の高さから、XQDカードを選択する人が増加。
Nikon D500
- 2009年のD300s以来となる待望のDXフォーマット最上位モデル。
- 153点のAFシステム、10コマ/秒を誇る高速連写や4K動画機能、XQDカードの採用などで発売前から話題を呼んだ。
- 高速書き込みが可能なXQDカードとの組み合わせで、RAW撮影でも連写が止まらないと評判
Nikon AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
- Nikonよりモンスター級のポートレートレンズの登場。
- サードパーティーで高画素時代に対応した高性能のCarl ZeissのOtusシリーズ等が登場する中での発売
- メーカー純正レンズのその性能に注目が集まった。
- ほかにもPC19mmやAF-Pレンズなどコアなレンズも続々登場。
SONY G Masterシリーズ
- FEレンズに「解像力とボケ味に拘った最高峰レンズ」のG Masterシリーズが登場。
- SONYのレンズ群に、FE 24-70mm F2.8 GM、FE 85mm F1.4 GM、FE 70-200mm F2.8 GM OSSという強力なラインナップが加わった。
- 他メーカーからα7シリーズへ乗り換えが目立つ1年となった。
SONY α99 II
- 4年前に発売したα99の後を継ぐフラッグシップ機としてAF性能や手振れ補正(5軸)の大幅な性能強化。
- 動画性能の高さにも期待を集め、Aマウントユーザーの買い替え需要が高まっている。
SONY RX100M5
- SONY RX100シリーズの第5世代機として他社の同クラス高級コンパクトデジカメの追随を許さないAF/連写性能が人気を集めた。
- 未だ根強い人気を誇る初代を筆頭に、RX100M3やRX100M4も人気を持続。
Panasonic LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S
- マイクロフォーサーズ初の最大800mmの超望遠ズームとして発売されたレンズ。
- ライカブランドで35mm換算200-800mmという超望遠域をカバー。
- 重量1kg以下と軽量で手持ち撮影が可能。
- マイクロフォーサーズ機の利点であるコンパクトシステムを体現する1本。
Panasonic LUMIX DMC-GX7MK2
- ローパスフィルターレスセンサーを搭載。
- わずか426gのボディで、4kフォト、4k動画撮影も完結する性能の高さが魅力。
- コンパクトなサイズから一眼のサブ機という位置づけとして他社のユーザーからも注目を集めた。
OLYMPUS PEN-F
- 世界初のハーフサイズ一眼レフ「PEN-F」の美しいフォルムを継承。
- ファインダーの搭載、タッチパネル内臓のバリアングルモニターなどで使い勝手も向上。
- 性別を問わず高い人気を誇る。
OLYMPUS M.ZUIKO PRO シリーズ
- M.ZUIKOシリーズの最高峰レンズシリーズM. ZUIKO PRO。
- 2016年は2月にED 300mm F4.0 IS PRO、11月にED 12-100mm F4.0 IS PRO、ED 25mm F1.2 の2本が発売。
- それぞれ高い評価を得ている。
Leica M-D(Typ262)
- 液晶モニターを廃した思い切りのいい商品が出たことで問い合わせが相当数あった。
- フィルムライクなデジタルカメラへのニーズが少なくないことを実感。
- 特にフィルムからデジタルに乗り換えを検討していた方には響くものがあったよう。
HASSELBLAD 中判カメラX1D
- 期待の世界初ミラーレス中判カメラX1D。発売後の反応が気になる。
- FUJIFILMもミラーレス中判カメラ開発を発表。こちらも動向が気になるところ。
- いよいよ中判デジタルもミラーレスの時代に突入。
インスタントフィルム
- ポラロイドフィルムを復活させたIMPOSSIBLEが新たなカメラI-1を発売。
- ライカが色鮮やかな「ゾフォート」を発売。
- FUJIFILMの「チェキ」を含め、インスタントカメラの再燃を感じる。
FUJIFILM X-Pro2 、X-T2
- メーカーがダブルフラッグシップを謳う機体が3月、9月に発売。
- レンズはXF23mm F2などが発売されたが価格改定による値上げによって、中古レンズの販売数が増加。
- X-T1からの乗り換えユーザーが多数おり、X-T1の買取も増加。
PENTAX K-1
- 長年待ち望まれていたペンタックス初のフルサイズ機PENTAX K-1が4月に発売。
- 高画素、高感度、処理エンジンなど最新の技術を搭載。
- 旧来からのPENTAXユーザーの方を中心に反響があり、継続して販売数を伸ばしている。
TAMRON SP シリーズの新製品
- TAMRON のレンズのなかでも定評のある90mmマクロと150-600mmの新型、加えて SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD、ポートレートに最適なSP 85mm F1.8 Di VC USDが新しく登場。
- いずれも手振れ補正機構を搭載、買い替え需要が増加。
- モデルチェンジでデザインが一新されたSPシリーズからは、レンズメーカーの意地を感じる。
年末にかけての新製品発売(Canon EOS M5、OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II)
- Canonからは先日シリーズ初のEVFを搭載するEOS M5が発売。
- OLYMPUSからはOM-D E-M1 Mark IIの発売を控えている。
- OM-D E-M1 Mark IIはまだ発売まで時間があるが、予約状況からもカメラ好きの期待感がうかがえる。
2016年総括コメント
- 各メーカー、新世代のフラッグシップを投入。新たな世代の幕開けを感じる。
- ボディだけでなく意欲的なレンズも続々発表。
- 新モデルが発売されると同時にレンズも売れるという相乗効果がある。
- Map Cameraでは新品・中古の好循環が続いている。
- 買い替えを行う方が増加していく傾向がある一方で、レンズ価格の改定などもあり、フィルムカメラや中古商品においても、良いものを慎重に検討して購入していく人が多くなった。
- 意欲的な製品が多数発表されたことによって、システムの乗り換えや買い増しも目立っている。
- 来年はさらに競争が激化する1年になることが予想される。
とのこと
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