2015.03.14
新製品レビュー:SIGMA dp3 Quattro(実写編) - デジカメ Watch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20150313_691371.html
デジカメ WatchにSIGMA dp3 Quattro レビューが掲載。
■解像力
- 開放からシャープで一切の滲みがない
- 画像中央部は無論、四隅までしっかりと結像。
- 歪曲もほぼ感じられず、とかく正確無比なイメージ。
- 回折現象はF11からはじまるが、F8とF11でシャープネスのちがいはごくわずか。
- コンバージョンレンズFT-1201を装着した状態でも同様の描写傾向。
- 開放から隅々までシャープに。
- 専用設計だけあって画質変化が少ない。
- 純粋に焦点距離を変えるツールとして活用できる。
■ボケ/近接描写
- 最短撮影距離近辺にて前後のボケを含めテスト。
- ボケ味はどちらかと言えば硬め。
- 状況によっては二線ボケっぽい雰囲気も感じられる。
- 中望遠レンズはポートレート撮影に使用されることが多い。
- しかし、本機をポートレートに使うといくぶん硬い印象。
■高感度
- ISO400まではさほどノイズを感じない
- ISO800を境にノイズが増える。
- ISO1600ではディテールが損なわる。常用は厳しい画質。
- せめてISO1600が常用できる程度のポテンシャルがほしいところ。
- しかし中望遠でありながら最短22.6cmまで寄ることができる。
- 開放近辺では大きなボケを稼げる。
- このクローズアップ性能は本機の強みと言えるだ。
■まとめ
- 従来のdpシリーズは、レーシングマシンのような「スゴイけど扱いづらい」印象。
- それに対して「dp3 Quattro」は、的確なAF性能、JPEG画質の向上、精緻な描写により、dpシリーズの凄みを身近に感じられる。
- 特にJPEG撮って出しの安定感は特筆に値する。
- デザインはdp史上かつてないトンガリっぷり。
- 画質と操作性はずいぶんとフレンドリーになっている。
- 往年のカメラファンはデジタル臭の強い画像を敬遠しがち。
- しかしデジタルだからこそ成し得る領域があるのも事実。
- dp3 Quattroはそうした世界を見せてくれる貴重なモデル。
とのこと
SIGMA デジタルカメラ dp3Quattro FoveonX3 有効画素数2,900万画素 931179
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