2015.02.17
[PY] フォトヨドバシ SIGMA dp0 Quattro - CP+ 2015 レポート | photo.yodobashi.com |
http://photo.yodobashi.com/live/cpplus2015/sigma_dp0q/index.html
フォトヨドバシさんに、CP+2015での山木社長へのインタビューとハンズオン(?)の感想が掲載されています。
- シグマ社のブースでは他のdp Quattroシリーズは実機に触れられるコーナーが設けられている。
- さすがに「dp0 Quattro」だけはガラスケースの中。
- 兄弟機とともにその独特なボディラインを捉えられるよう様々な角度で展示。
- やはり直接触れることはできぬかと諦めを覚えつつ展示を呆然と眺めているところに、山木社長が。
- 忙しい中、僅かとは言えお時間をいただきお話しを伺うことができた。
- まずは皆さんから「ヘンタイ」機と呼ばれることに抵抗を覚えているとのこと。
- そう言われるとますます声を大にして言いたくなってしまう(笑)。
- 実はMerrillシリーズを出した頃から「もう少しワイドを」という声が届いていた。
- 実際に山木社長がdp1 Quattroを使っていても確かにそう感じることがあった。
- とは言え、それほどの販売も見込めないため当初はワイドコンバーターを試してみたりしていた。
- しかし、どうしてもレンズ性能が犠牲になってしまったため専用機の開発に踏み切ったとのこと。
- シリーズ共通のボディがあるので、あとはレンズの開発・設計のみ。1年くらいで形になった。
- レンズエレメントには贅沢にFLDガラス4枚、SLDガラス2枚、非球面レンズ2枚を配置。
- フランジバックの制約を受けない固定レンズで尚且つ超広角レンズ。
- ここまで鏡胴が長いのは収差への対策、特にディストーションに配慮したため。
- 実測0.5%。自信を持って「歪みゼロ」とのこと。
- これまでの設計では前の方でワイドに光を取り込んで、発生した収差を抑え込んでいた。
- しかし、「dp0 Quattro」では全長を長めにとって少しずつ少しずつ光を曲げて、最小限に収差を抑えるように設計。
- その様子は「まるで箱入り娘みたいに丁寧に丁寧に光を取り込む」と例えていた。
- 発表されている資料では質量は未定となっているが、見た目ほどは重くない。
- 扱いに困ることは無いが、山木社長曰く、重さを感じるようなら背面液晶に着けるファインダーもあるから大丈夫!とのこと。
- ホットシューに載っている専用の外部ファインダーは、贅沢にガラスを使ったたいへんヌケの良い見やすいもの。
- 今は主にソフトウェアを詰める段階で、AFのコントロールなどの調整をしているとのこと。
- 遠からず登場する本機を、皆さんも楽しみにしていてほしい。
とのこと
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