周囲360度を写すリコー「全天球カメラ」の可能性 : 毎日新聞 経済プレミア
http://mainichi.jp/premier/business/entry/index.html?id=20151117biz00m010012000c
毎日新聞 経済プレミアに、リコーイメージング「シータ(THETA)S」の話が掲載されています。
- リコーイメージングのデジタルカメラ「シータ(THETA)S」が大ヒットしている。
- 10月下旬に発売、現在も家電量販店では売り切れが続く。デジカメとしては久々の状況。
- シータSは、2013年に発売された「シータ」の後継機。
- 画質面を中心に改善が加わった正常進化モデル、とでもいうべき存在。
- そういう意味では、まったく新しい製品ではない。
- 360度全体が撮影できると、アングルで切り出された写真とは異なり、その場の空気感・躍動感がよりリアルに伝わる。
- 画質は普通のデジカメに劣るが「体験を残す」という意味では、他のデジカメにはない価値がある。
- 13年、14年に販売されたシータは、映像が暗くてノイズが多く、動画への対応も弱かった。
- リニューアルされた「シータS」では、長時間露光すれば星空すら撮影可能。
- 劇的な画質向上が、これまでの製品で二の足を踏んでいた人、すでにシータを持っていたが画質に満足できなかった人をひきつけている。
- 360度写真を撮影できる機器はシータだけではない。
- しかし、シータは他にないほど手軽に使えて、コンパクト。
- 根本的な状況の変化があったことも、大きく影響。
- それが「バーチャルリアリティー」(VR)の胎動。
- 目の前にディスプレーを設置して「視界全体」を映像に置き換えるもの。
- これと360度写真はきわめて相性が良い。
- 360度の映像があるということは、自分が見る方向すべての映像がある。
- スマートフォンを内部に装着して使う、簡易なVR視聴機器は、すでに数千円で手に入る。
- 本格的なものは、16年に入り、ソニーやオキュラスから発売される。
- そうしたもので体験する映像を作るためにシータを手に入れている人も少なくない。
- ある意味、16年の「VRのブレーク」に先駆ける形で、シータSは注目を集めている。
とのこと
RICOH デジタルカメラ RICOH THETA S 360°全天球イメージ撮影デバイス 910720
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