2026.01.26
要約
航空宇宙工学の学生Tyler Staub氏が、「DJI Mini 4 Pro」を手持ち撮影リグに変えるアダプター「Dronebal」を開発した。飛行できない現場でも、ドローンの高性能カメラと3軸ジンバルをそのまま地上撮影に転用できるのが狙い。コントローラー操作でピッチも調整でき、機材の持ち替えを減らす“二役運用”を可能にする。価格は30ドルで、まずは30台限定で販売中だ。
Aerospace Student Invents Mount That Turns a Drone Into a Handheld Camera | PetaPixel
PetaPixelに、「DJI Mini 4 Pro」を手持ち撮影リグへ変えるアダプター「Dronebal」を開発した航空宇宙工学の学生の話が掲載されています。
- 航空宇宙工学を学ぶ学生のTyler Staubは、兄弟のCalvinとともに地元企業向けの空撮メディア制作を行うドローンサービス会社を立ち上げてきた。
- そんな彼が新たに「発明家」としての実績を加えたのが、「Dronebal」と名付けたアダプターである。
- これは小型ドローン「DJI Mini 4 Pro」を、地上撮影にも使える高品質なハンドヘルドカメラへ変身させるためのリグだ。
- 発想のきっかけは現場の不便さだった。
- FAAの安全規制などで飛行できない状況でもクローズアップの地上ショットが必要になる場面があり、数枚の地上映像のために別のカメラリグへ切り替える時間や、機材を増やして運ぶ負担を減らしたいと考えたという。
- 「Mini 4 Pro」には3軸ジンバルによる手ブレ補正や、地上撮影でも通用するカメラ性能がすでに備わっている。
- 足りなかったのは、それらを“手持ち撮影の形”にまとめる方法だった。
- 背景には、予算が限られる新規クリエイターの事情もある。
- 異なるショットのために複数のカメラを揃えるのは高額になりがちだが、ドローンは「飛べる」だけでなくカメラ自体も優秀である。
- 「DJI Mini 4 Pro」は250g未満の機体に、4800万画素の1/1.3型CMOSセンサーと24mm相当F1.4レンズを搭載し、RAW DNGの静止画や、10ビットのD-Log M/HLGに対応した4K/100p動画も撮影できる。
- これを地上撮影にも活用できれば、既存オーナーにとっては別のハンドヘルドリグを買うより安く便利で、映像制作への参入障壁も下げられるという狙いだ。
- 開発は段ボール試作から始まった。
- 最初は“飛ぶ手綱”のように、ドローンを飛行させたまま保持して機械アームで向きを変える構想だったが、機体側のインテリジェント飛行機能と外部入力が干渉して失敗。
- そこで方向転換し、ドローンのコントローラーをマウントへ直接接続する方式に移行した。
- 段ボール設計をSOLIDWORKSへ取り込み、トレーや接続アームを約10種類改良しながら、強度や快適性、特にコントローラーと重心位置を最適化して手首への負担を抑える点に注力したという。
- 完成した「Dronebal」は、面ファスナーのストラップでドローンを固定するトレーと、コントローラー背面にねじ留めするアームの二部構成。
- 可変ジョイントで結合されており、ドローンを水平に保ったままコントローラー角度を調整できる。
- これにより高く掲げて俯瞰を狙う、低く構えてドロップショットを狙うなど、動きのある地上撮影が可能になる。
- さらにコントローラーのスクロールホイールでカメラのピッチを手動操作でき、3軸ジンバルと高精細ディスプレイを“地上用リグ”として最大限活かせる点が特徴だ。
- 現時点では小規模生産で、まずは30台の限定ロットから開始。
- 発売1週間で初売りも出るなど反応は好意的で、今後は実機ユーザーからのフィードバック収集を最優先し、改良と生産規模の拡大につなげる方針としている。
- 将来的には同様のコンセプトを他の有力ドローンにも展開する意向で、最初に「Mini 4 Pro」を選んだ理由はユーザーベースの大きさと、軽量ボディにプロ級機能を詰め込んだ“検証プラットフォームとして理想的”な点にあるという。
- なお「DJI Mini 4 Pro」向け「Dronebal」は、ROC Shopで30ドルで購入でき、すでに販売中である。
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