Nikon 28-80mm F3.5-5.6 VR(Full-Size Mirrorless)の特許:エンジニアの嗜み:So-netブログ
http://egami.blog.so-net.ne.jp/2014-12-16
エンジニアの嗜みさんに、ニコンのフルサイズミラーレス用レンズの特許が掲載されています。
- ニコンが28-80mm F3.5-5.6の特許を出願中。
- 防振機構を搭載するフルサイズミラーレス用レンズ。
- ニコンの特許申請はライカ判の撮像素子を持つミラーレスに好適な標準ズームレンズの光学系。
- 競合製品はソニーのFE 28-70mm F3.5-5.6 OSS。
- 全長83mmと驚く程コンパクトに仕上がっている。
- ニコンの特許申請の全長は、光学系全長からBFを差し引けば大凡11~12cmmと言える。
- ソニーより大柄ならば性能にも期待出来そう。
- デジタルではミラーレスだから小型化を行えるというわけではない。
- 短いバックフォーカスはテレセントリック性が悪化する。
- 大きなマウント径を設けて、太い光束を通す径の大きな後玉を使ってテレセントリック性を改善する必要がある。
- ミラーレスで小型化を行うには、撮像素子の小型化や、デジタル補正を前提とする収差、画質の許容といった何らかのトレードオフが必要。
- テレセントリック性を考慮しない実例は、ミラーレスにオールドレンズを組み合わせた時に顕著。
- ミラーレスにRF用の広角レンズを付ければ周辺で色付きが発生する。
- また周辺が流れることもある。
- ミラーレスに一眼レフ用のレンズを付けた場合には大きな問題は発生しない。
- しかし、ミラーレスであるメリットが薄れてしまう。
- ミラーレスには一眼レフ用レンズ並の重量と大きさを備えた評価の高いレンズもある。
- ミラーレスのボディ本体から剛性とOVFがなくなった分くらいには、システム全体で小型化に成功していると言えるかもしれない。
- ニコンは中判の研究もしている模様。
- ニコンにとってフルサイズは数ある検討事項の内の1つでしかない。
- 最適解を導いてほしいもの。
とのこと
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