2015.02.28
交換レンズレビュー:M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 - デジカメ Watch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/lens_review_2/20150227_690028.html
デジカメ Watchに、オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 をE-M1で使用したレビューが掲載されています。
解像性能
- 絞り開放から画面中心部はシャープな描写。
- 画面四隅はややアマさはあるが、それなりにちゃんと解像している。
- 絞っていくと、中心部はわずかずつ、四隅ははっきりとキレがよくなっていく。
- F4付近でピーク。F8よりも絞ると回折現象の影響で画質は落ちていく。
- 個人的な印象としては、F11が我慢の限界で、F16やF22はオマケ。
周辺光量
- 周辺光量の低下は絞り開放でもあまり大きくない。
- F2.8で実用上気にならないレベル。
- F5.6まで絞れば画面四隅まで均一な明るさ。
歪曲収差
- 歪曲収差は電子的に補正されているが、わずかにタル形が残る。
- この現象はオリンパスのレンズによく見られるもの。
- 電子補正を前提にしたシステムで、なぜ完全な補正をやらないのか理解に苦しむ。
- とはいえ、量としては非常に小さく、実用上は無視していいレベル。
ボケ味
- ボケは素直で柔らかい。
- 前ボケ、後ボケともに変な癖がない。
- ピント面から離れるにつれて、ふわっとなだらかにボケに。
- 最近接時でも、ある程度離れた条件でも、神経質なところはまったくない。
- 絞っても印象は同じ。とてもあつかいやすい特性。
逆光耐性
- 意識的に画面に太陽を入れて撮っても、ゴーストらしいゴーストは見られない。
- フレアもほとんどのシーンでは気にならない。
まとめ
- 絞り開放から安心して使えるシャープさと、自然なボケ味を合わせ持ったレンズ。
- 描写はまさに優等生そのもの。
- クセのある写りを好む人にはおもしろみのないレンズと感じられるかもしれない。
- しかし、普通の使い方をする分にはケチのつけようがない。
- 実売価格も手ごろ。買って損はしないレンズと断言できる。
- コンパクトタイプの標準ズームと比べると、圧倒的に明るく、大きくボケるうえ、近接能力も高い。
- 2本目、3本目のレンズとして狙ってみて欲しい1本だ。
とのこと
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ブラック マイクロフォーサーズ用 単焦点レンズ
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