2014.09.16
Photo of the Day 「クラシッククローム」モード
http://thisistanaka.blog66.fc2.com/entry/881/
田中希美男氏が自身のブログで「富士フイルム X30」のクラシッククロームの話をしています。
- Xシリーズのカメラには画像仕上げモードの「フィルムシミュレーション」が搭載。
- このフィルムシミュレーションは、キヤノンでいえばピクチャースタイル。
- ニコンのピクチャーコントロール、ペンタのカスタムイメージ、オリンパスのピクチャーモードなどがそれにあたる。
- オリンパスが始めてやりだしたアートフィルターのような画像処理仕上げとはまったく別もの。
- 富士フイルムの画像仕上げモード(フィルムシミュレーション)の大きな特長は、フィルムメーカーならではのフィルム名を前面に打ち出して、そのフィルムの発色、描写特性に近い仕上げにしていること。
- そのフィルムシミュレーションに、新しく「クラシッククローム」モードが追加。
- XシリーズのカメラではX30に初搭載。今後に発売されるXシリーズの機種には順次搭載。
- 今年12月に予定されているX-T1のファームウエアアップデートの追加機能にも加えられている。
- 「クラシッククローム」は、富士フイルムのプレスリリースによる説明と使ってみた印象は…、
- 昔のカラーフィルムの色調や諧調を再現したもの。
- 柔らかな階調、シャドー部の豊かなグラディエーション、控えめな色調が特徴。
- 昔のカラーフィルムということで「コダクローム調である」と紹介をしている記事を見たが、それはぜんぜん違う。
- コダクロームのようにコントラストも彩度も高くない。
- むしろアグファクロームに似ている。ヨーロッパふうの色調であるような印象。
- 新しい「クラシッククローム」と、標準モードの「スタンダード」との比較画像を用意。
- http://www.thisistanaka.com/photo-day/photo27/x30-1.jpg
- 1つは花を写したもの。左がクラシッククローム、右がスタンダード。
- クラシッククロームのほうがアッサリとした淡い色調。
- http://www.thisistanaka.com/photo-day/photo27/x30-2.jpg
- もう1つは青空と木々の緑を写したもの。左がクラシッククローム、右がスタンダード。
- クラシッククロームのほうが、ほんの少しイエローに偏っている。
- 右のスタンダードは木々の緑は透明感もあって鮮やか。
- 光が強くてハイコントラスで色彩が鮮やかなシーン。
- たとえて言えばハワイのような景色ではクラシッククロームの良さが引き出せそう。
- どんよりとした日本の景色ではむしろスタンダードのほうが向いているような気もしないでもない。
とのこと
FUJIFILM プレミアムコンパクトデジタルカメラ X30 シルバー FX-X30S
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