Canon アポダイゼーションフィルタの特許:エンジニアの嗜み:So-netブログ
http://egami.blog.so-net.ne.jp/2014-09-25
エンジニアの嗜みさんにキヤノンのアポダイゼーションフィルタの特許の話が掲載されています。
- キヤノンがアポダイゼーションフィルタの特許を出願中。
- 光量低下を軽減し、しかも位相差を検出可能。
- ミノルタやソニーの135mm F2.8[T4.5]STFや、富士フイルムのXF56mm F1.2 R APDはどうして位相差を検出出来ないのか。
- それはキヤノンが特許を取得しているから。
- 冗談みたいな話ですが、実際にキヤノンの特許第4428961号で登録されている。
- 技術的な理由は、 アポダイゼーションフィルタとは瞳位置に周辺減光を設ける特殊フィルタ。
- しかし照度分布が一様にならず焦点検出誤差を生じる。
- キヤノンの特許第4428961号はアポダイゼーションフィルタに濃度が一定になる部分を設けて、その部分を見て位相差を検出可能にする。
- しかし濃度分布がないとボケの質が改善しない。
- 特許第4428961号はキヤノンが2003年に特許出願しましたが、製品化は見送った模様。
- 因みにフジノン XF56mmF1.2 R APDは、コントラストAFが可能とは書いてある。
- しかし、位相差を検出可能とは書いていない。
- 今回のキヤノンの特許申請は、位相差検出画素との合わせ技みたいなもの。
- 瞳位置は4分割、1ピクセルも4分割される。
- クアトロピクセルCMOS AFが必要になる。クアッドピクセルCMOS AFか。
- アポダイゼーションフィルタを4分割された瞳位置の内1つに設ければ、1ピクセルの内1つのサブピクセルがアポダイゼーションフィルタによる像となる。
- 残り3つのサブピクセルは通常の像となり位相差を検出可能。
- 画質の改善は不明だが、位相差検出を使える。
- ポダイゼーションフィルタの効果をMF操作不要で楽しむことが可能。
とのこと
FUJIFILM フジノンズームレンズ XF56mm F1.2 R ADP
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